ローマ帝国とは
紀元前8世紀から476年まで続いた(分身である東ローマ帝国は1453年まで)、イタリアの都市ローマを中心として北はブリタニア北部、南はアフリカの地中海沿岸、東はカスピ海に至る広大な版図を築いた国家。 優れた制度とそれからなる強力な軍事力を持ち、征服や周辺民族との攻防に用いられた。また、ローマの文化は後の西欧諸国に多大な影響を与えた。建築ではコロッセウム、凱旋門などがあり、アッピア街道などインフラ事業も行われ、現在も残っている。宗教においても国教が、多神教からキリスト教への大転換が起こり、歴史を語る上で欠かせない。 本ホームページでは、共和制から帝政に替わるオクタウィアヌスの時代から西ローマ帝国の滅亡までを扱い、歴代の皇帝たちとその歴史を簡単に振り返る。
参考文献
- エドワード・ギボン著/中倉玄喜編訳『「新訳」ローマ帝国衰亡史』(PHP文庫、2020年)
- 本村凌二『地中海世界とローマ帝国』(講談社、2017年)
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